人工呼吸器のトリガーの種類

query_builder 2024/01/21
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患者様様様の呼吸を感知する機能を「トリガー」と言います。
人工呼吸器で使われるトリガーには、さまざまな種類があります。
この記事では、人工呼吸器のトリガーの種類について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
▼人工呼吸器のトリガーの種類
■圧トリガー
患者様様様の自発的な呼吸により、わずかであっても回路内の圧力が変わります。
この差を感知し、トリガーとして人工呼吸器から空気が送られます。
■フロートリガー
人工呼吸器の回路内を流れる空気の量を測定し、感知することで空気が送られる仕組みです。
圧トリガーよりも感知能力が高いのが特徴です。
■その他
患者様様様が呼吸をした際に動く、横隔膜に流れる電気を測定する方法です。
口腔または鼻腔から電極を挿入し、食道内の横隔膜の位置に固定して使用します。
▼トリガー設定時の注意点
トリガーの感度は、鋭すぎても鈍すぎてもいけません。
胸郭が動き出す際に、人工呼吸器が吸気するように設定することが重要です。
設定が適切でないと、ファイテイグ(患者様様様と同調していない状態)や、過換気を誘発したりする恐れがあります。
▼まとめ
人工呼吸器には圧トリガー・フロートリガー・その他のトリガーなどがあります。
トリガーの感度は鋭すぎても鈍すぎても良くないので、適切に設定するよう注意しましょう。
東京の『MEテック・ラボラトリー合同会社』では、人工呼吸器をはじめとする医療機器の保守点検を承っております。
インシデントの予防やコストの抑制も実現できる提案を行いますので、お気軽にご連絡ください。

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