医療機器における使用期間の種類とは

query_builder 2024/09/01
39

医療機器は安全性の観点から、使用の期限が記載されています。
耐用年数以外にも、いくつか種類があることをご存じでしょうか。
そこでこの記事では、医療機器における使用期間の種類について紹介していきます。
▼医療機器における使用期間の種類
■耐用年数
医療機器の耐用年数とは、税法上の価値がある期間です。
例えば耐用年数が10年と定められた機器の場合、年々資産価値が低下していきます。
そして10年を経過すると、同じように使用できていても資産上の価値は0円になります。
■耐用期間
医療機器の耐用期間とは、メーカーが定める標準的な使用を繰り返したうえで、安全に使用できる期間のことです。
標準的な使用とは、消耗品の交換や定期的なメンテナンスをした場合を指します。
耐用期間を過ぎたからといって、すぐに使えなくなるわけではありませんが、安全性や信頼性が少しずつ維持できなくなります。
そのため、耐用期間を過ぎた医療機器は早めの更新が求められるでしょう。
■耐用寿命
医療機器の耐用寿命とは、さまざまな条件によって機器が使用できなくなるまでの期間です。
物理的・経済的 ・医療技術的・戦略的な条件などにより、結果として使用を中止するまでの期間と定義されています。
つまり耐用寿命とは、導入から撤去するまでの期間であるとも言えます。
▼まとめ
医療機器の使用期間には、耐用年数・耐用期間・耐用寿命などがあります。
耐用年数は税法上のもので、機器の安全性や信頼性には関係ありませんが、耐用寿命や耐用期間は安全に使うためにも目安にすべき期間です。
当社は医療機器のメンテナンスや、適正使用に関する勉強会も実施しております。
東京や埼玉で保守点検のアウトソーシングを検討している場合は、当社までお問い合わせください。

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE