医療機器は高額なものが多いため、できるだけ長く使いたいとお考えではないでしょうか。
しかし、突然の地震によって故障するケースも多いです。
そこで今回は、医療機器の地震対策についてご紹介します。
▼医療機器の地震対策とは
■免震装置で重要機器を保護する
免震装置とは、地震の揺れを吸収して建物や機器に伝わる衝撃を減らす装置です。
医療機器の中には、揺れに弱いものや揺れると正常に動作しなくなるものがあります。
免震装置を取り付けて重要な機器を保護することで、安全に使用できるでしょう。
■天吊式機器はブレーキのメンテナンスをする
天吊式機器とは、手術室の手術灯やモニターなどの天井から吊り下げて使用する機器です。
これらの機器は使用しないときはブレーキで固定していますが、地震の揺れでブレーキが外れると機器が回転して危険です。
そのため、天吊式機器はこまめにブレーキのメンテナンスをして、安全性を確保しましょう。
■移動する機器はベルトで壁に固定する
輸液ポールや注射ポンプなどの移動する機器は、地震の揺れで転倒したり滑走したりする可能性があるでしょう。
機器が壊れたり配線やチューブが切れたりすると、患者様様様に危害が及ぶおそれがあります。
移動する機器はベルトで壁に固定し、転倒や滑走を防ぎましょう。
▼まとめ
医療機器を地震から守るには、免震装置の設置・天吊式機器のブレーキメンテナンス・ベルトでの固定などが必要です。
適切な対策をすることで、地震による被害を最小限に抑えられます。
当社では医療機器における保守点検代行等のサービスを手掛けていますので、機器の管理を徹底したい方はぜひご相談ください。