医療機器は、厳しい検査を受けて安全性が保障されたものが使用されます。
しかし、長年使っていると劣化や不具合が起きる可能性があるため、定期点検が必要です。
そこで今回は、医療機器の定期点検について解説します。
▼定期点検とは
定期点検とは、医療機器の製造者や販売者が決めた期間内に、専門の技術者が医療機器の状態をチェックして調整や修理を行うことです。
法律や規則によって、点検が義務付けられている場合もあります。
定期点検を行うと、医療機器の故障や事故の防止につながるため、安全性や信頼性も高まるでしょう。
▼定期点検の内容
■医療機器の動作確認
動作確認とは、医療機器が正常に動作しているかのテストです。
電源の入り切り・表示の正常性・各部の動きや音・温度や圧力などの測定値などをチェックします。
動作確認で異常が見つかった場合は原因を特定し、修理や交換が必要です。
■部品の交換
部品の交換とは、医療機器の消耗品や劣化品を新しいものに取り替えることです。
バッテリー・フィルター・チューブ・ヒューズなどの消耗品を定期的に交換し、医療機器の性能や寿命を保ちます。
交換した使用済み部品については、適切に廃棄する必要があります。
▼まとめ
医療機器の定期点検とは、決められた期間内に状態をチェックして、調整や修理を行うことです。
具体的には、動作確認や部品の交換などを行います。
当社では、ME機器の点検保守・メンテナンス・機器管理などの代行サービスを展開しています。
機器の管理についてお悩みの方は、ぜひご相談ください。