医療機器保守点検の意義とは?
今回は中小規模病院に於ける臨床工学技士業務の実態を考察していきます。
臨床工学技士の存在意義は医療機器の点検整備だけに留まらず高度医療に必要不可欠機器の運転、現場(主に看護師)さんへのエデュケーション、一元管理が仕事の中心になりますので主に200床以上の大・中規模の病院に在籍していることが多く、透析や循環器やっていない中小規模病院では在籍していないことが多いです。これは、機器管理業務だけでは持て余してしまい人件費分の仕事が用意できない為割が合わなくなるからです。
しかし臨床工学技士が居た方が良い場合は以下の様に解決しているようです。
1,手術の立ち会い(特殊な機器の運転・器械出しなど)
2,内視鏡業務
3,中材業務
等を実施して看護師業務の一部を実施したりで1人分の人件費に充当させているようです。
また、臨床工学技士を常勤ではなく非常勤で雇用している場合もあります。この考え方は他の病院からアルバイトとして雇用し月何回機器管理業務を行ってもらうというものでアウトソーシングと基本は同じです。この方法なら人件費を安く抑えることができてお得です。しかし、点検装置が無い為定量的な定期点検が実施できないことと、元々人材の少ない臨床工学技士ですから都合よくバイトが見つからないことも多いらしく結局は外注業者に任せるといったケースもあります。
バイトの臨床工学技士の雇用とアウトソーサーへの外注とどちらがお得なのでしょうか?
これはケースバイケースなので一概にどちらとは言えませんが金額的にはほぼ拮抗していることが多いようです。
また、定期点検に使用する測定装置をアウトソーサーは所有していることが多く、この分もすべて含んだ料金体系になっているので、別途メーカーからレンタルする必要のあるバイト臨床工学技士よりはこの分はお得であると言えるでしょう。
最近は医療機器保守点検の外注業者は様々な形を変えて乱立してきている傾向にあります。
自身の病院にとって最も適した外注業者どこなのか?
病院の規模や特徴によって柔軟に対応ができる業者はどこなのか?
今後も選択肢は増えていくと思います。
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