カフ圧調整の必要性について
気管チューブの「カフ」は、気管壁とチューブの間のリーク(液体漏れ・気体漏れ)を防ぐために存在します。
リークがあると、誤嚥や換気量が低下してしまい危険です。
そこで今回は、カフ圧調整の必要性について解説します。
▼カフ圧調整の必要性
■体位変換・気管吸引刺激などでカフ圧が変化するため
体位変換や気管吸引刺激などによりカフ圧が変化するので、カフ圧調整が必要です。
また時間の経過によっても、カフから空気が抜けていきます。
1回のカフ圧調整だけで、適正圧を保つのは難しいでしょう。
■気管壁を損傷する恐れがあるため
カフ圧が高すぎると気管壁に大きな圧力がかかり、気管壁を損傷する恐れがあります。
そのため、カフ圧の調整が必要になるのです。
ただしカフ圧が低すぎると、分泌物の垂れ込みや人工呼吸器の換気漏れが起こりやすくなります。
▼カフ圧管理の方法
カフ圧は「カフ圧調整器」「カフ圧自動調整器」のいずれかによって管理します。
ちなみにカフ圧は、20cmH2O以上30cmH2O以下で管理することが推奨されます。
これはカフ圧が30cmH2Oを超えると気道粘膜の血流を阻害し、20cmH2O以下ではVAP(人工呼吸器関連肺炎)のリスクが高くなるためです。
▼まとめ
カフ圧調整が必要なのは、次のような理由があるためです。
・体位変換や気管吸引刺激などでカフ圧が変化するため
・気管壁を損傷する恐れがあるため
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